リフティングの質問をよく受けます。

リフティングができなくても、サッカーはできるが、リフティングはサッカーの基本かもしれない。

リフティングが、10回、20回‥‥100回できるには、当然ある程度時間がかかる。

100回出来ると、自信がつく。

足や体のいろんなところを使って、回数を増やしていくと

トラップやキックが安定してくる。

次の壁にあたっても、自分で乗り越えるしかないということがわかっている。

できるまで、根気強く見守るしかできない。

親という漢字は、木の上に立って見ると書きます。

親も勝負である。

壁を自分で乗り越える人間に育てるか、出来ない言い訳を探す人間に育てるか。

ただ、壁を無理矢理にでも乗り越える経験をしていないで、本人任せでは乗り越えようとはしない。

基礎基本は、泣きながらでも徹底して身につかせる。

ある程度出来たら自由にやらせて課題を見つけさせる。

自分で決めたら泣き言を言わせない。

但し、振り返りを行い、目標をスモールステップに変えたり、方法を変更したりなどの再設定も自分で考えて決めさせる。

決め方や考え方が、甘ければ同じことを繰り返すので、決め方や考え方は時間や手をかけて一緒になって 丁寧に行う。

この繰り返しである。

中々難しい仕事だけど、その子のことを一番よくわかっている人じゃないと出来ない。

上手くなることだけが、目的ではありません。

リフティングは、自己実現のための手段の一つと思って取り組んでみてください。