「君は、及川翔五か!」

一期生 及川 翔五

ひびきU-12からひびきU-15、東海大福岡では2年からトップをはり、3年時は主将を務めた。日本体育大学サッカー部に進学し、2年生ながらチームに欠かせない選手と成長している。
ひびきU-12のときは、ほとんどの試合で5点以上得点し、優勝カップは40個ほどあった。
ひびきU-15のときは、地元のJ下部相手にハットトリックを決め、猛虎と獅子と彗星から好条件を提示された。
ある日の東海とのTRMのときに、東海コーチがミスをした選手に「お前は及川 翔五か?」と叱咤していたのが聞こえた。私は、及川 翔五のように華麗なプレイをしようとして失敗したのかと思ったが、そうではなかった。コーチも東海の選手たちも知っていたのだ。誰よりも一番早くグランドに出て、最後まで練習しているのが及川 翔五だと。天才肌のストライカーと呼ばれていたが、及川 翔五ほどストイックに練習する選手は今まで見たことがない。
「お前は及川 翔五か?」というのは「お前は及川 翔五よりも練習しているのか?」という意味であった。

目標なき練習に成果なし!
誰よりも質の高い練習を長時間できる選手だ。
彼の練習に対する姿勢を見るのが、一番の練習かもしれない。