全国への道②
「転んでも…」

3期生の東福岡高校サッカー部3年生の西田翔央が、この冬の全国高校サッカー選手権で福岡県出身(ジュニアとジュニアユース)の選手として、唯一の優秀選手に選考された。彼は高校2年生のときから、部員300人の東福岡高校サッカー部でセンターバックをまかされてチームに貢献していたが、昨年1月の全国高校サッカー選手権1回戦の前半に膝を負傷して、そのままハーフタイムに病院に運ばれた。その後、手術やリハビリを繰り返したため、新人戦、インターハイ、プレミアリーグなどの公式戦は全く出場しないまま、高校選手権の福岡県大会からサポーターを巻いてようやく出場機会を得た。福岡県大会は足を引きずる場面もあり、全試合途中交代であったが常に先発出場していたのは、チームからの全幅の信頼があったからだろう。そして、最後につかんだ全国への切符、惜しくも2回戦で敗れたが、素晴らしいパフォーマンスで、大会優秀選手の一人として評価を受けた。

「転んでもただで起きない」彼は、小学6年生時にも全国大会北九州予選決勝戦前のウォーミングアップで腕を痛めた。腕の腫れもなく、顔色も良かったのでテーピングを巻いて、フル出場をしたが試合は負けた。試合後、念のため通院したところなんと骨折していた。約1ヶ月ギブスをして、対人練習ができなかったが、ギブスがとれた福岡県大会で全試合フル出場し、全国への切符を手に入れた。この時も、ケガをしても腐らず、できる練習を黙々と取り組んでいた姿を思い出す。今年は高校選抜でヨーロッパ遠征はあるのだろうか?もし、ヨーロッパ遠征に参加できたらこの経験を生かして、大学サッカーでも活躍してほしい。

 

「献身」

もう一人、全国大会は逃したが、西田翔央と同級生の東海大福岡3年生の冨士田康人の献身さを紹介したい。小・中学生までは、攻撃の選手として活躍していたが、高校1年の国体から守備の選手となり、高校2年時から東海大福岡のセンターバックを務めた。3年時には部員180名をまとめる主将として、守備だけではなく攻撃の起点や攻撃参加で活躍した。彼は、小学生の頃から、常にチームメイトのことを考えてプレイしていた本当に優しい男だった。西田と一緒に関東の大学サッカーで全国を目指す!

 

「進化こそ力なり」(成長し続ける選手)

最後は今田兄弟である

 

兄の1期生の福岡大学2年生の今田源紀は、インカレ8強進出に貢献しているようだ。惜しくもベスト8で破れたが、泥くさく体をはるプレイスタイルに「恰好悪いと思っていない。むしろ誇り」とは大学生にしては、カッコいいこと言うね。ハートはプロ選手並み。まだ、2年生なので今後が楽しみである。でも、妹が最大のライバルだね。

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妹の今田沙良は、U-18日本女子代表候補に続き、ユニバーシアード女子代表合宿に参加。大学1年生ながら、関東1部リーグ得点王となり帝京平成大学を初優勝に導き、先日のインカレ女子ではベスト4進出に貢献した。
この兄弟の成長し続ける力は、本当に恐ろしい…

「転んでもただでは起きない」 「チームへの献身」 「成長し続ける選手」

卒業生たちは、ひびきサッカースクールの考え方を見事に体現してくれてます。

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なお、新中学1年生(現小学6年生)入会希望者は定員となりました。募集期間は1月31(木)までとします。
また、2月以降の入会希望者にはセレクション(選抜)を行います。

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