さて、日本代表が本番のワールドカップ初戦でしっかりやってくれましたね。
我々ひびきサッカースクールの、U-15トップチームもやってくれています。先日のクラブユース福岡県大会で5位となり、6月30日(土)からはじまるU-15クラブユース九州大会へ2年ぶり3回目の出場が決まりました。U-15トップチームは全国大会出場の6枠を目指して熱い戦いが始まります。
まず、目指して欲しいのは、相手に勝つことではなく、自分に勝つことです。極端な言い方をすれば、相手に勝つためなら、審判に見つからずにファールすれば勝てるかもしれません。しかし、そこで勝ったとしても、身につくものは何もありません。暑い、きつい、痛い、相手のほうが上手い、強い、もうダメだ、という自分の弱い気持ちに打ち勝ち、高いところを目指して、壁を乗り越えてチャレンジしていく方が、自分自身のレベルを上げていくことになるでしょう。練習に励む前に、目標を達成するためにはどんな心構えが必要かを自分自身に問うてください。
今年のメンバーは、小学生のときからふくめて、全員が九州大会に出場するのは初めての経験です。また、ひびきジュニアユース始まって2番目に弱いメンバーと言われていました。
際立った選手はいないかわりに、過去のチームの中でもサポートやカバーリングなどの連携プレーは、一番力をもっているように感じます。サッカーは団体競技ということを良く理解しているのかもしれません。強すぎる個はチームスポーツの中では、時としてマイナスに働くときがあります。個の力を足し算、いや掛け算して、力が倍増しないとおそらく各県のトップチームには歯がたたないでしょう。初戦は大分県1部リーグのトップチーム、2回戦は沖縄県のJ3下部チームでこちらもリーグトップ、3回戦は佐賀県1部リーグトップか宮崎県1部リーグのトップ、全国大会を決める試合は昨年の全国2冠の佐賀のチームです。
現状に満足したら、衰退がはじまります。残された時間を良い習慣の中、良い練習をしていきましょう。もちろん、U-15トップチーム以下の皆さんもですよ。しっかり、先輩たちを追い越してください。