6月9日(日)クラブユース福岡県大会の試合時間が19:00から19:15に変更となりました。

昨日の日本代表とトリニタード・ㇳバゴ戦、私は何となく流しながら観たのであまり感じるものがなかった。しかし、今日職場でサッカー素人の二人から話を振られた。一人は、やはり、久保建英の話。確かに昨日の試合で、もし久保建英が途中からでも出ていたら、流れを変えることができたかもしれない。もう一人からは、あれだけ大きな選手たちにゴール前に引かれたら、さすがに入らんね。どうすれば入るんやろか?と聞かれたので、多くの選手たちはゴールを奪うために積極的に攻めていたが、大迫選手以外にもう一人ターゲットを入れたら良いかもと返しました。その後、あの選手がいたらと思いだした選手がいました。それは、カズではない。ヒデでもない。本田や香川でもない。それは2018ロシアワールドカップ一次予選リーグ2戦目でセネガルと引き分け、決勝トーナメント進出につながった2点目の岡崎選手のプレイである。ゴールしたのは、フリーの本田選手の左足。本田選手には難しいシュートではなかったが、シュートを打つ前の5秒間の間に岡崎選手が2つの仕事をしている。岡崎選手がいなければ、このゴールは生まれなかっただろう。また、日本代表の決勝トーナメント進出もなかっただろう。もちろん、全員岡崎選手のような選手では勝つことは難しい。もちろん、全員本田選手でも、久保選手でもそうであろう。それぞれ個性の強い選手たちの良さをまとめ、一つのチームとして機能させる、昨年のワールドカップでは、それが成熟していたのだろう。代表の成長はまだまだこれからだろうから、今後が本当に楽しみである。
 一方、我々は県トレもいない、人工芝もない、J下部の名前もない、ポゼッションしても途中でノッキングする、ドリブルしても不格好、何もない並みのチームである。持っているのは戦いをさけない覚悟と勇気だけ。それぞれの選手の良さを最大限に生かして、勝負する。
だから、決まった形はない。その年のそのメンバーに合わせて最大限の力を発揮させる。決してマジックではない。次の試合で岡崎選手のようなプレーヤーがいたら、必ず勝つことができるだろう。