明日から、待ちに待った楽しい夏休みが始まります。
毎日一生懸命練習して、上達して欲しい。
なんてことは、思っていません。
毎週、試合や遠征が組まれているので、試合を通して自然に上手くなる。
だから猛暑の中で、試合をこなしていくための身体づくりが大事。
まずは、食事をしっかりとること。
スポーツ選手は、食べた分のエネルギーは運動で消費され、成長へは回らない。
だから、体を大きくするためには、スポーツをやっていない人よりも多くの食事をとらないと体は小さなまま。
計算が、出来る人ならわかるだろう。
次に、睡眠の確保です。
人は眠っている間に身長が伸びたり、壊れたところが修復されたりします。
10代のスポーツ選手に必要な睡眠時間は、8時間から10時間といわれています。
ゲームやスマホを何となくやって夜更かしをして、自分をコントロールできない人が真剣勝負で勝ち残れるでしょうか。
最後に、ストレッチや体幹トレーニングです。
猛暑の中の試合で、身体じゅうの筋肉や腱が疲れ切っています。
例えると、何年もはいていたパンツのゴムのような状態です。
ゆるゆるで、しかもいつ切れるかわからない。
事故(ケガ)が起こると、暑くてきつい中での試合(経験)をすることがしばらくできません。
猛暑の中の試合で、一番身に付くのは前向きで諦めないメンタルです。
速さや強さは限界がありますが、心には限界はありません。
もし、プロを目指すなら考えよう。
自己管理ができない選手が、プロになれるだろうか?
常に、自分に問いかけてほしい。