試合で勝利するためには、シュートを決めないといけない。
では、シュートの極意とは…
冨士田康人のゴールを見れば良い。
ひびきのシュートは、シュートをうつ位置や相手チームのゴールキーパーやディフェンダーの狙いによって、同じサイドや浮かしたシュートを選択する場合もありますが、
『逆サイドにゴロ』が基本。
理由を説明します。
1つ目は、逆サイドを狙う理由です。
ゴールキーパーは、同じサイドいわゆるニアサイドをまず一番に警戒したポジションをとるため、逆サイドが大きく空いている可能性が高い。
2つ目は、ゴロのシュートを打つ理由です。
人は、翼やエンジンがついていないため、地面からの反発力で前に進んだり、上にジャンプしたり出来ます。
理論上、下にジャンプすることは不可能です。
そのため、上にジャンプしてボールを防く速さより、地面に横たわりボールを防ぐ速さのほうが遅くなります。
また、ゴールキーパーの手は、上についているので、上に手を伸ばすよりも下に手を伸ばすほうが、時間がかかります。
さらに、ゴールキーパーは比較的フィールド選手よりも大柄な選手が多いため、一度横たわると起き上がってこぼれたボールを拾うまでの時間がかかり、前向きでこぼれ球を押し込もうとしている攻撃選手に『ごっつぁんゴール』を与えてしまいます。
そのため、ゴロのシュートのほうが、ゴールの可能性が高まります。
3つ目は、こぼれ球を押し込みやすいからです。
サイドからシュートを打つとき、相手のゴールキーパーとディフェンダーは、シュートを防ぐために必ずボールの方向に身体を向けてボールを見ています。
そうすると、逆サイドのマークが一瞬外れるため、逆サイドへ打たれたボールをオフサイドをケアするだけで、フリーで打つことが出来ます。
その際、シュートを打つ選手が、ボールを浮かして外したり、同サイドのニアサイドに外したりすると、こぼれ球をつめてる仲間の走りが、ムダになってしまいます。
仲間の頑張りに報い、いつも応援してくれるサポーターたちのために、心をこめてシュートを『逆サイドにゴロ』で打つのが、本物のひびきの選手です。
まさに、冨士田選手のシュートは、小学生の頃から、練習してきた通りの素晴らしいシュートです。
そして、良いシュートは良いフォームから生まれます。
しっかり、蹴り込みましょう❗