明日から始まる支部リーグに、U-13が参加します。

3種といわれるジュニアユースチームは、福岡県では新規に立ち上げると、どのチームも県4部にあたる支部リーグから参加して、一年ずつしか昇格できません。

今から10年前のひびき1期生の時代は、北九州支部のみ5部まであったので、1期生は2年続けて支部リーグを戦いました。

1年目の支部リーグは、1学年上の相手に全勝優勝して4部に昇格しました。

次の年は、どの試合も2ケタ得点で全勝優勝して、3部昇格への道を切り開いてくれました。

1期生は、県トレ3人を中心にクラブユースや高円宮で、県1部やJ下部にも勝利していたので、支部リーグを勝ち上がるのは、比較的容易でした。

むしろ、何のために毎回2ケタ得点の公式戦をしないといけないかという葛藤との戦いでした。

1期生に、1部リーグの舞台で戦わせてあげたかった。

彼らにはその思いしか残っていない。

その後、2期生が県3部優勝、3期生が県2部優勝、そうやって1年ずつ昇格し、4期生に念願の1部リーグをプレゼントしてくれました。

しかし、4期生は一年で１部から降格。

翌年、5期生が意地の2部優勝で、6期生にまたもや1部リーグをプレゼントしてくれました。

6期生は、初の1部残留。翌年7期生は2部降格。

そして昨年、現中3の8期生が再度2部優勝を果たしましたが、コロナのため、降昇格なしとなり、現中2の9期生は5月から再度2部での戦いとなります。

今年は、降昇格があるので、現中1の10期生に置き土産ができるか、意地の勝負です。

もう一つ、現中1の10期生は、現小6に来年3部リーグをプレゼントできるか勝負です。

こうやって、伝統というものができるのです。