もう、サクラが舞う季節となりました。
小学2年生から6年生までの希望者が参加した4泊5日の合宿が、無事に終了しました。
親元から離れて5日間を過ごすことが、初めてだった選手もいたでしょう。
5日間で、目を見張るような成長を遂げた選手もいれば、目があてられない状況だった選手もいます。
我々としては、選手たちのいろんな面が見られ、大変有意義な合宿となりました。
『困難』こんなんは、人を成長させる。
日頃、我々大人は子どもたちが困らないように、いろいろなことをやってあげています。
もちろん、それが大人の役目だからです。
でも、それが結果的に子どもたちの成長を妨げているときもあります。
1時間かけても、朝食を食べられない子どももいれば、15分で食べ終わり他の選手の水筒を準備してくれてる子どももいます。
多分、両方の子どもにとって困難な経験だけど、どちらの子どものほうが成長出来るだろうか。
ミスをする事は、誰にでもあります。
出来ないことは、誰にでもあります。
大切なのは、ミスをした後や出来なかったあとの対応のしかた。
昨日より今日。
今日より明日。
今後に向けて、日頃取り組んでほしいことは3つ。
一つは、『時間の管理』
早ければ良い訳ではありませんが、遅いことで失うものがたくさんあります。
目標へ向けて、どのコースをとるか。
その判断により、成功する可能性が変わってきます。
自分で起きる。
自分で準備する。
他人に迷惑をかけて困るのは自分です。
二つ目は、『持ち物の管理』
成長する選手は、先を見通して常に次の準備を自分で、計算してやれています。
子どもたちの中には、自衛隊の保護者もいるので、自衛隊の方たちがなぜ荷物をキチンと整理整頓しているかの話をしました。
サッカー選手も、サポーターや仲間たち、そして自分や自分の家族のために、闘わないといけません。
自分に負けたら終わりです。
そして、損をするのも自分です。
三つ目は、『体調の管理』
サッカー選手は、走って声を出し、体をあてたり、あてられたりしながら強いボールを蹴れないといけません。
ジャンプをしたり、投げたり、転んだりしながら、仲間も分も身体を張らなければなりません。
そのためには、しっかり食べて休んでいつでも力が発揮できる準備をしておかなければなりません。
目標なき練習に成果なし!
もう一度、自分がなんのためにサッカーをやっているのか考えてみましょう。
昨日より今日。
今日より明日です。
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