日本代表はワールドカップ決勝トーナメント1回戦、惜しくもベルギー代表に敗戦してしまいました。レベルは全然違いますが、我らがひびきU-15も全国大会を目指して九州大会に挑みましたが、1回戦敗退という残念な結果に終わりました。改めて、勝ちあがることの難しさを痛感しました。
今回はリーグ戦とトーナメント戦の話です。ひびきサッカースクールは、正直リーグ戦はあまり得意ではありません。一発勝負のトーナメント戦のほうが燃えるし、サッカーの内容もどちらかというとトーナメント向きです。
そのためか、最近のリーグ戦の結果はどのカテゴリーもひどい状況です。しかし、U-15トップチームは福岡県1部リーグに所属し、U-12も発足以来すべての学年が北九州1部を経験しています。まっ、これは実力ではなく意地とクソ根性(伝統という言い方もありますが)ですね。
リーグ戦は、トライ&エラーを繰り返しながら、長期的視野のもとに個人とチーム力の熟成を図っていくことが大きな目的だと思います。一方、トーナメント戦は遠征なんかと同じで、リーグ戦を通して積み上げてきたものを短期間で発揮させ、成長の度合いを確認する場だと思います。また、トーナメント戦はいろんな要素がかみ合い、実力以上の結果をもたらすときもあります。やはり、リーグ戦の結果は実力であり、トーナメント戦の結果はリーグ戦で積み上げてきた努力の成果+運(日頃の行い?)ではないかと思います。ですので、現在のリーグの成績の実力を素直に受けとめながら、課題を見つけて努力の積み上げを行っていくことが、一発勝負のトーナメント戦の結果やその後のリーグ戦での結果にもつながっていくのでないでしょうか?
ちなみに、メジャーリーグの大谷選手は、他人が捨てた運をも自分の運にしたいために他人の捨てたゴミを拾っているそうです。それを続けているうちに自然と落ちているゴミを拾うようになり、実力だけでなく人間的魅力も含めて大金を稼ぐプロスポーツ選手になっていったんでしょうね。技術や体力だけでなく、考え方や行動も含めて一流なんでしょうね。オッサンから見ても、彼の言動には惚れ惚れしますよね。誰もが応援したくなる選手。これこそがプロフェッショナルでしょうね。
ということで話は少しそれましたが、リーグ戦の結果は絶対に無駄にしないでください。今まで必死でつないできた伝統です。意地とクソ根性見せてくれよ!